お湯を沸かすと、沸騰して激しい蒸気が出ます。
このときの白い湯気は水蒸気ではありません。沸騰したお湯から出た水蒸気が空気に触れて冷やされ、水滴になったものです。白く見える湯気は水滴です。
水蒸気は水が完全に気体になった状態ですから、空気と同じように無色透明の気体で、空気とまじりあっていて、目で直接見ることができません。
雲粒は非常に小さく、直径はほぼ1ミクロンから10ミクロン程度です。それに対して雨の粒は小さいもので100ミクロン(0.1ミリ)です。直径が100ミクロン程度になると、空気の抵抗・上昇気流にかって下に落下し始めます。これが雨です。
アメダス(AMeDAS)とは「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略で、「地域気象観測システム」といいます。
雨だけでなく、風、雪などの気象状況を時間的、地域的に細かく監視するために、降水量、風向・風速、気温、日照時間の観測を無人で自動的におこなうシステムで、気象災害の防止・軽減に重要な役割を果たしています。
「転倒ます雨量計」は2つの水を受ける「ます」がシーソーのような構造で付いているものです。その一つに雨水を注いで溜め、いっぱいになると「ます」が転倒して溜まった水を捨て、もう一つの「ます」が雨を受け始めます。何回「ます」が転倒したか回数をカウントすると量がわかります。また、「ます」が転倒した時刻を記録しておけば、時間当たりの雨量も知ることができるのです。このようにして雨がたくさん降っても、雨量計はあふれることなく、測定を続けることができる仕組みになっています。
降水量というのは、降った雨がどこにも流れていかず、地面にしみ込まず、蒸発せずに、そのまま溜まった場合の水の深さで、ミリ(mm)で表します。
降った雨は流れて低い狭いところに集中するということです。 町や地域全体に降った100ミリの雨が、すべて道路(また下水)に集中したら、面積の比から何倍になるか予想できるでしょうか。天気予報などで雨量の説明を聞くいても、実際にどのように降るのかわかるようで、意外にわかりにくいものです。
たとえば、1時間10mm程度の雨とはどのような振りかたをするのでしょうか。
気象庁が平成12年8月に作成した表(平成14年1月一部改正)がありますので、
その一部を抜粋して紹介いたしましょう。