
気象庁が作成した「雨量と人の受ける印象」によると、時間雨量が80mmを越すと、「息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる。」とあります。長崎豪雨では23日19時から20時までの1時間に80mmをはるかに超える187mmというたいへんな豪雨を記録しました。時間雨量としては、それまでの国内記録の167.2mmを大幅に更新する雨量でした。この時間雨量は、現在でも破られていません。観測史上最大の豪雨といえます。
このときの24時間の雨量を見ると、608.5mmでした。しかし、たいへんな雨量ではありますが、国内の過去の記録を見ると、1976年に徳島県で記録した1138mmや1957年に同じ長崎で記録した1109mmには遠く及びません。このときの長崎豪雨の特徴は短時間に集中したことが大きな特徴です。

当時の長崎県の予算が約4,000億円であることを考慮すると、この豪雨の損害がいかに大きなものだったか想像できる。